エレクトーンと付き合うようになって30年以上。
幼稚園の出張教室での合同発表会で使った楽器がエレクトーンだった。
レッスン中は一段鍵盤の足踏みオルガン。
先生だけがエレクトーンで弾いている。
二年のカリキュラムが修了して次の選択は…
ピアノの選択肢が全然なかった。
まわりでもピアノ派が多い中でエレクトーンの選択は
両親にとっても何故?であっただろう。
最初に買ってもらったエレクトーンが「C-200」
当時¥30万するもので両親は子供の習い事に…(ノ゚⊿゚)ノびっくり!!
であっただろう。
習って年数が経つうちに新機種登場が何度も続く。
そういった情報が習う前に今ほどなかったというか
得るものがないというか得る必要がなかったというか。
センターではなく幼稚園の出張教室であったため
楽器が最新のものに触れることがなかったので
あまり気にはなってなかったものの
発表会やグレード試験で多少触れるため
おねだりしてみたり…。
しかし、そこはそう簡単にいかない。
「C-200」というエレクトーンは
レバー式で音色を組み合わせ、テンポは大体これくらいとしか
セッティングが出来なかったため
中学生あたりではかなりしんどいものになりつつあった。
中学からはセンターに通っていたので最新の物に触れ
これで家でも練習が出来るものならと…。
そこに父からヤマハに行こうと誘われ
向かった先はエレクトーン売り場。
Σ(=’□’=)ウッソー!? とドキドキしながら目にしたのは
「FS-30A」のつもりが「HS-8」
やはり時代が時代だったので皆が皆情報を得る状況ではなかったので
ボタン式にはなっていたけれど、なんか違うぞー。
「HSシリーズ」のエレクトーンが出る頃は
弾く曲も全体的に変わり、T-スクェア・カシオペア等。
音も当時では本物だーなんて…(今となってはお恥ずかしい…)。
購入段階で父が店員に聞いた事、「次出るのはいつや?」
「そうですね…4年後くらいですかね…」
4年後どうしてるかなんて想像も出来なかったし
もう目の前の最新機種がキラキラしていたし
この楽器のお陰というか
弾くだけでない、リズムパターンを組んだり
元ある音をいじってみたりという事を楽しめた楽器だった。
で…4年後、ほんまに新機種「ELシリーズ」が出た。
さすがにこれを買ってだなんて…でも喉から手が出そう。
両親に相談して学生の身分でしたがローンを組ませてもらって…。
この時に今現在もお世話になってる師に出会い
たとえ市販のデーターを使ったとしても
自分なりに使えるデーターに変えていく
という事で触りまくってボタンの文字が消えてしまったり。
「EL-90」→「EL-900」→「EL-900m」
そして「STAGEA」
更に10年後バイタライズ・グレードアップユニット追加。
わかっていたとはいえ、こうやって書き出すと
ヤマハに貢いでるなぁ。
楽器だけでなく、楽譜にデーターと…。
ヤマハ・エレクトーン変遷は↓
http://jp.yamaha.com/products/musical-instruments/keyboards/el-organs/electone_station/about/history/